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23.07.30. 抹茶

27日はあるあるの誕生日だった

お酒とグラスをプレゼントした。

今日はちゃんみほの誕生日

バスソルトをプレゼントした。

もう少ししたらSHの誕生日だ

何をあげようか。

抹茶の皆はあの日からそれぞれ別の道を歩んだ。

ちゃんみほは色んな会社の社長達と幅広く繋がって大きなコミュニティを作った。

Sは自分の会社の業績を拡大させて白く美しくどっしりとした土台を作った。

私は未だにリスクやスリルが大好きでギャンブルみたいな事ばかりしている。

明日の予定もその博打の為の道中だ。

未だ道半ば。

だが現状は、悪くない流れだ。

明日の予定の為にそろそろ寝なきゃいけない。

…現状何も悪くない。

だけど、

0 ≠ 1 – 1

嫌な気持ちは、ずっと晴れない。

賭けに成功した後も

楽しかった頃に戻りたいと思うのだろうか。

自分の欲しいものが、

この先決して手に入る事の無いものだとして、

その時人はまだ正常で居られるのだろうか。

ただ…昔は良かったと、そればかりだ。

幼い頃、周りで同じ事を言っていた昭和の大人に納得して頷いていたから、その気は以前からあったのかも知れないが…。

0 ≠ 1 – 1

またそれか。

ならば最初から何も経験しなければ良かったとでも言うのか?

だったら人生とは一体何なのだ?

何の為の生命、何の為の過去、何の為の一喜一憂だ?

だからこそ思い出を大切にするんじゃないのか。

いずれ朽ちる我々だからこそ。

あの時3人でスタバで飲んだ抹茶は楽しかったなぁ。

今でも鮮明に覚えている。

今よりもよっぽど金なんて無かったが…

今よりもよっぽど世間知らずで危うげな存在だったが…

あの頃は本当に、楽しかった。

私はその楽しさの名を知っている。

人はそれを未知。

或いは未体験と、そう呼ぶ。

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執筆者

胡乱で怠惰なる魔女

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